| ◇ 投稿記事 ◇ JA7UIO -119- |
| 英文サービスマニュアル翻訳へのOCR活用 |
| JA7UIO/1 山崎 |
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| はじめに |
古い無線機を修理したことのある方は、一度はダウンロードしたことがあるかも知れませんが、Webで入手可能なサービスマニュアルのほとんどは英語版になっています。これらのサービスマニュアルは「画像」として保存されているため、一般的な翻訳ソフトは使えず読むのが疲れます。(というか、ほとんど読みませんが・・)
先日、国会図書館から無料のOCRツール「NDLOCR-Lite」が公開されていると知り、英文サービスマニュアルの翻訳に使えるかどうか試してみました。
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| NDLOCR-Liteとは? |
国会図書館の実証実験プロジェクトで開発されたOCRツールの軽量版で、GPUの無い一般的なノートPCでも高精度で快適に画像から文字を読み取れるということです。手書きの文字でも読み取れるようですが、今回は印刷物(英文サービスマニュアル)の読み取りに使ってみました。
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| ダウンロード方法 |
一般の方にはあまり馴染みがないかも知れませんが、ソフトウエアの共有・管理サイトGithubから入手することができます。
Githubのページ https://github.com/ndl-lab/ndlocr-lite/releases
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現時点での最新版は(Latest)は、v1.1.2となっておりました。v1.1.2の部分をクリックするとダウンロードページが開きます。ダウンロードページが表示されたら、Assetsの中から以下のようなWindows用のファイルをダウンロードします。
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| ダウンロードしたら、デスクトップ等に解凍してすぐに使うことができます。(セットアップ、インストールは不要です) |
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↑このファイルをクリックしてすぐに使うことができます。
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OCRの手順
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OCRソフトを起動すると以下のようなシンプルな画面が表示されますので、最初に「出力先」を決めておいてください。
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| 次に、読み取りたい文書を開き、「キャプチャモード」をクリックすると「範囲指定」の状態になりますので、OCRしたい部分の範囲を指定します。すると、キャプチャ結果として以下のような画面が開きます。 |
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| ここで「OCR実行」をクリックすると、OCR結果として以下のような画面が表示されます。 |
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| あとは、右側に表示されたテキストを「全て選択」してコピーし、Google翻訳に流し込んで日本語にしてもらいます。 |
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| 翻訳結果(抜粋) |
受信回路
アンテナからの信号は、8.83 MHz IFトラップ回路に入力されます。この信号は、広帯域トランスによって約10 dB増幅され、インピーダンス変換された後、バンドパスフィルタ(BPF)に入力されます。
BPFは送受信共通です。これにより、プリセレクタが不要となり、RFセクションのコンパクトな設計が可能になります。
BPFからの信号は、3SK74(O1)と2SC1815(O2)で構成されるデュアルゲートMOS FET広帯域RFアンプに入力されます。ここで、2 MHz~35 MHzの信号は約20 dB増幅されます。
RFアンプの出力は、広帯域トランスを介して平衡ミキサ(2つの3SK74、Q3およびQ4)の入力平衡トランスに送られます。ここで、信号はPLLからのVCO出力と混合され、83MHzの中間周波数(IF)に変換されます。
:(中略)
入力レベル2dBと34dBは、Sメーター上でS1とS9として表示されます。AF信号は、Q1(2SC2240制御)によって増幅され、さらにパワーアンプICであるHA1366W(Q7)によって増幅され、スピーカーを駆動します。この信号は、Q14(2SC1815(Y))と2SA1015(Y)によってトランジスタ結合され、ANTI-VOX制御のためにサンプリングされます。これにより、スピーカー出力によってVOX回路がトリップすることはありません。
この新しいシステムは、従来のトランス結合サンプリングシステムとは一線を画しています。 |
| まとめ |
| 今回の文書では比較的正確にOCRできたのではと思いますが、手書きの「落書き」を含む文書や汚れた文書など、品質の悪いものではどうなるか気になるところです。また、OCR以外に翻訳のミスもあるかも知れないので最終的には自分で判断することが必要かも知れません。 |
| 【2026.03.17 JA7UIO 山崎 記】 |
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